【東日本大震災】ボランティア報告をいただきました (第3弾)

掲載させていただくのが大変遅くなってしまいましたが、兵庫県神戸市在住の松本淳子様より、ボランティア活動報告をいただいておりますので、下記に添付させていただきます。

松本様のご実家は宮城県南三陸町や気仙沼市の内陸部に位置する登米市にあります。今回お使いいただきましたベッドは、登米市の社会福祉協議会(下記参照)に管理していただいていてボランティアの方が自由にお使いいただける状態だそうです。登米市にご縁のある方などは是非ご利用なさってください。

 

増子様

こんばんは松本淳子です。

この度は貴社のご厚意によりマッサージベッドを提供していただきありがとうございました。

今回屋久島の友人たちに「間接的な被災地支援」自分がアロマトリートメントを受けて被災地の方々にもトリートメントをプレゼントしませんか、と呼びかけました。そして皆さんの善意の派遣社員(?)として6月13日から20日まで宮城県の被災地に行って来ました。

場所は県北部の登米市(とめし)の登米(とよま)町の避難所です。4月に行った時には南三陸町から約170名の方が避難していましたが、今回は仮設住宅に移ったりした方々もいたので大分少なくはなりましたが、未だに約100名が暮らしていらっしゃいました。

近くの歴史資料館(登米は明治時代の小学校や警察署等の町並みで有名)が壊滅的な被害を受け、そこを解雇された職員がボランティア支援員として臨時雇用されているのですが、この方々と地元の社会福祉協議会の担当の方が本当に細やかな被災者支援をしていました。(自らも被災しています)

その人々の力も借りて今回は公民館内の二間続きの畳の部屋を借りることができました。そこは全くの個室になるのでかなりリラックスしていただけたようです。

特に今回は「美顔」の希望者が多かったのがちょっと驚きでした。最初の一人の効果(見た目?リラックス度?)が大きかったので「わたしも~」となったのかも知れませんが、何よりも4月と違って震災から3ヶ月以上経った女性達は少しお化粧もしていました。

先の見えない状況はひとつも変わっていないのですが、顔を洗ってお化粧をして少し明るい洋服を着る…そうやってちょっとづつ日常に戻るのでしょうか。

しかしトリートメントをしながら問わず語りで言うには「避難所を出て日常に戻ってやっていけるだろうか、震災前までは当たり前にやっていた食事を作るということができない…そういうことを忘れてしまった」とか「震災の後には簡単な計算もできなくなって頭がバカになってしまった」等々。

きっとそれは生きるか死ぬかの瀬戸際を経験した「心身」がある意味での防衛反応をしめしているということなのだと思います。また「南三陸町に必ず遊びに来て」「遠い所の人達にも心配してもらって本当にありがたいねぇ」とも…。

今の避難所は8月を目処に閉鎖されるようです。そしてあちこちの仮設住宅に入るのですが、仮設にもきっと伺いますと約束して帰って来ました。

登米の避難所では3日間で16名の方にオイルマッサージをすることができました。その後気仙沼の唐桑半島にも行き、ここでも「美顔マッサージ」をさせて頂きました。

あらゆることが、あらゆる人々が繋がっていることを強く実感しています。なお提供していただいたマッサージベッドは地元の社会福祉協議会(宮城県登米市登米町寺池金谷12-1 電話:0220‐52‐4889)で管理していただいておりますので、セラピストの方もしくは整体の施術をされる方などに自由にお使いいただけたら幸いです。

是非その旨も貴社のHPなどでアナウンスしていただけないでしょうか。ご報告が遅くなってしまったこと心よりお詫び申し上げます。 これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

松本様、お忙しい中ご報告をいただきましてありがとうございました。
今後ともラベンダーヒルではボランティアの皆様をできる限りバックアップさせていただけたらと思っております。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。

ラベンダーヒル Annex スタッフ 丸山


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