インターネットでマッサージベッドを買うなら、どこを確認すれば良いでしょうか?
お買い物の際、インターネットはとても便利なツールです。
マッサージベッドのご購入を検討されている場合、まず、インターネットで調べてみる方が多いでしょう。
パソコンや携帯電話を使ってYahooやGoogle検索で、『マッサージベッド』や『マッサージテーブル』と検索すると、とても多くのサイトがヒットします。
商品の検索をすることもとても簡単です。 ただ、インターネットにはネット特有の落とし穴がありますから要注意です。
現在、インターネットでマッサージベッドを売っているサイト(企業・会社)は、数多くあります。
また、出店審査が充分でないYahooやGooなどのポータルサイトのオークションや楽天などの仮想のショッピングモールなどでもマッサージベッドを売っている方々も多くいます。
では、インターネットでマッサージベッドを買う際に注意すべき点は何でしょう?
私達、ラベンダーヒルのスタッフがマッサージベッドの販売に携わってきて判明している、インターネットの落とし穴、そこで売られているマッサージベッドの品質の実態、 画像やネット上の表示されている内容だけでは分からない、それにとても大切なインターネットでマッサージベッドを購入するコツを順番にお教えします。
変なものを掴まされないように・・・・・・
●1● 値段・販売価格の表示が適切にされているか? (2重価格に要注意)
消費者が、お買い物をする際に、それを決定付ける場合の一番重要な要素はお値段ですが、 値段とは、需要と供給のバランスの中でのみ決定されるものです。 決して事業者が勝手にそれを故意に誘導するようなことがあってはならないものです。
ただ、そうはいっても人間誰しも、同じものを1円でも安く買いたい、なにかサービスしてもらいたいと”欲”を持っています。 そんなお客様の”欲”を逆手に利用して、
実際の売値と、それをただ単に安いと思わせる目的の為だけに、一度もその値段で販売した事のない当店通常価格、もともと有りもしない定価や希望小売価格などと一緒に販売価格を2重表記してそのもともと意味の無い定価などの3分の1~半額~1万円引きほどの値段で表示されいる品物には要注意です。
ラベンダーヒルでは、専門の担当者が、定期的に市場(特にインターネット)で販売されいるマッサージベッドやホットストーンを購入して、その安全性・耐久性を中心にその品質を確認しています。
今年、2008~2009年中も、ネット上で販売されている廉価品の2万円台前半のマッサージベッド3台を実際に購入し、ネット上の写真と実物の外観の違い、ベッドを横に揺らしてみて「きしみ」や「横揺れ」がないか、また100kg、150kg、200kgとベッドの上にのってみて安全性やクッション性を確認してみました。 一緒に付属品のヘッドレストの素材のスポンジの質を確かめ、土台も手で曲げたり、押したりして、丈夫さを確認してみました。
その結果:
・マッサージベッドの荷重については、ネットでの表示は、全て200kg、250kgまで大丈夫となっていましたが、3台中2台は、体重90kgほどの男性1名が、ベッドの中央にちょこっと腰を下ろしただけでフレームが”きしきし”と音を立てて、ゆがんでしまいました。 そのうち、1台は、ワイヤーが最初の1回目に座っただけでプツンと切れてしまいました。
・ヘッドレストの土台の荷重も、通常は15kgほどまでは大丈夫なはずですが、 3台中3台とも、ヘッドレストの土台をベッドの脇の穴に差込みレバーをきつく閉めた上で、上から軽く手で押しただけで、固定されずに下にずれてしまいました。
・ヘッドレストのクッションの中のウレタンについては、3台のうち1台は、ネット上ではメモリーフォーム(低反発)と紹介されていましたが、実際は、密度の荒い普通のスポンジが中に入っていました。
・木部分やレザーの仕上げも、3台全てに、木製の脚に大きな裂け目があったり、ニスに大きな塗りムラがあったりました。 うち1台は驚いたことに、ワイヤーとベッドの脚を支える金属のネジとボルトが最初から曲がっていました。
●どこかの丼チェーンの謳い文句のように ”早い、安い、うまい” はマッサージベッドには一切ありませんので、十二分にご注意下さい●
●2● マッサージベッドの製造国を表示しているかどうか?
現在、マッサージベッドを作っているメーカーやその下請け工場は、世界中に広がっています。
主だった国はアメリカ、カナダ、台湾、中国などです。
中国産や中国製の食品や衣料品、玩具などの安全性に関するニュースが世間を騒がせていますが、
中国製のマッサージベッドも、他の製品、食品などと違わず、安全性が疑問視されることがよくあります。
ただし、中国製のベッドは値段が一見すると安い(上に述べたような、2重価格表記の手口が多く使われています)ため日本を含め世界中に多く出回っています。
マッサージベッドの販売店の中にも、中国製の原価も品質も安いベッドを中国製であることを表示しないで、
アメリカ製のベッドと同じような価格で販売している企業があったり、 ベッドは中国製であるにもかかわらず、中国製であると表示せず、さらに悪いところでは、故意に日本製と偽りの口頭での説明や表示をしているところもあります。
中国製の製品の全てが品質が粗悪だとは思いませんが、こと、マッサージベッドについては、アメリカ製やカナダ製のマッサージベッドの見た目だけを模した(コピーした)商品である事実は、悲しいことです。
私も、中華料理は大好きですが、残念ながら中華マッサージベッドは、現在のところお奨めできかねます。
販売企業の営業姿勢については、 中国製の製品を中国製とはっきり書いてある会社の方が、価格と品質のバランスが取れたそれなりにお買上げのお客様に満足の行く品物を取り扱っているいると云えます。
現時点では、日本国内で折りたたみ式の木製マッサージベッドを製造しているところは一切ありません。 日本国内で販売されている折りたたみ式の木製ポータブルマッサージベッドは全て輸入品になります。
●3● マッサージベッドの現物を実際にショールームなどで見学したり触ったりすることが出来るか?
実際にお客様に商品をご覧いただけるようにしている販売店は、商品の品質に自信があります。
東京や大阪の都市圏には、マッサージベッドのショールームがある会社がありますが、お近くにお住まいのお客様は、実際に見て触って、乗っていただければ、品質や安全性、機能製をしっかり確認した上で、より安心してお買い物していただけます。
地方にお住まいの方でも、ショールームがある販売店のものなら、比較的安心してご利用いただけます。
ただ展示場やショールームがあるからといって、そこで販売されている製品の全てが良いとも限りません。
ショールームをちょくちょくクローズしているお店などで、実際にはショールームでの商品説明などはほとんどしていないでネット販売に力をいれているようなお店の品物は要注意です。
●4● マッサージベッドの製造者や輸入者の名前がはっきり書いてあるか?
どこの誰が、どうやって製造したマッサージベッドであるか、製造者の名称、所在地、など「顔が分かる」マッサージベッドは、細かい点にも気を配った安全性・品質に確かなものです。
反対に、どこの誰が、どんな材料で作ったのか良くわからないベッドは、 結局は中国で大量生産されているものになります。 中国の大量生産の製品には、品質にムラがあります。 日本語やローマ字のロゴや名称がついていても中国製です。
ひどいところになると存在しないメーカー名、社名をつけて販売されている中国で作られた大量生産のOEM製品も多く見受けられますので要注意です。
楽天など、出店企業やそこで販売されている商品の審査などに甘いネット上のショッピングサイトで、商品をお買上げの方にレビューを書いたら、景品をサービス!などとお客様をもので誘導して、真実は決して分からないレビューの数だけがやたら多い品物も、そこにかかれていることを鵜呑みにせず、しっかりじっくりと自分の目で確認しまた、それができない場合には、身近にいらっしゃる既存のユーザーのお友達や知り合いから製品の質確認し、本当の品質を見抜くことが肝要です。
●5● 電話番号や連絡先がきちんと表示してあるか?
販売店によっては、電話番号や連絡先が明記していないところもあります。
連絡先のない会社には商品に万が一のことがあった場合に、迅速な対応ができません。 質問や問題などがあったときに、連絡できて、かつ親切な対応ができる会社は、マッサージベッドだけに限らず、信頼がおけるでしょう。
上で述べた実験用に購入したマッサージベッドのうち、躯体が曲がってしまいワイヤーが切れてしまった品物を購入した販売店へは、返品をしようと、何度も電話しましたが、一度も電話がつながりませんでした。
●6● 保証の説明が適切にきちんとなされているか?
マッサージベッドを購入した後に、万が一のことがあった場合。 どこまで対応してくれるのか? といったことに、マッサージベッドのメーカーと販売店の信頼度が現れます。
安価なマッサージベッドには、大抵 充実した保証が付いてきません。
マッサージベッドの説明とともに保証の説明もない会社の商品は、おかしいと思ったほうが良いでしょう。
マッサージベッドは新品のベッドの第一次保有者にのみ、保証を受ける権利が与えられます。
オークションなどで購入された場合は、保証の適応外になるメーカーがほとんどですのでご注意下さい。
また、もちろん保証が無い製品は論外ですが、保証があっても当たり前の1年保証・2年保証を強調し過ぎのお店も??です・。
●7● 特定商取引法に基づく表示があるか?
現在、ネット販売を含め、通信販売をする会社には特定商取引法に基づく表示が義務付けられています。
特定商取引法に関する表示がない会社には、他にも問題があると考えられます。
ただ、特定商取引法に基づく記載がHPにあっても、残念ながらその確認や審査は行われません。
会社の代表者や販売責任者の氏名がニックネームや職業上の通称になっていたり、同じ会社が2つ以上の違う名称の屋号をつけた複数のHPで販売しているような所も多く見受けられますので、こちらも要注意です。
最後のTips
● 安物買いの銭失い
● You get what you pay for (あなたが得られるものはあなたが払った分だけ)
● 安かろう悪かろう と よく云われるように、安くて良いものは残念ながらありません!!
● 価格と品質のバランスを良くチェックしてください
● 極端な低価格で極端な高品質はありえません
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